2006年7月19日

ドイツは窓を開けると熱波が入り込んで来るような、強烈な暑さ。スペインのコルドバでは、昨日の気温は42度だったそうです。2003年のような熱波の襲来で、南欧では死者も出始めています。

レバノンでは、イスラエル軍の猛攻が続いており、今日一日でレバノン人50人が死亡しました。事態は悪化する一方で、アメリカ人、カナダ人、オーストラリア人などレバノンにいる、10万人近い外国人が避難の準備を進めています。空母まで派遣した英国政府は「ダンケルク撤退作戦以来の、最大の救助作戦」とすら形容しています。どう控えめに見ても、イスラエル政府の空爆は、少し度を越しているように思いますが。コソボではセルビア成敗に乗り出した欧米社会も、ことイスラエルとなると及び腰になるようです。ここにも、ユダヤ人がナチスに迫害された過去の歴史が影響しています。

日本ではレバノン危機のニュースはあまり取り上げられないようですが・・・・。いかに新聞社やテレビ局の中で国際担当デスクの力が弱いかをはっきり表しています。

今朝は5時に起きて仕事を始めたので、夜は猛烈な睡魔と戦っています。